聖セシリア女子中学校
Q 1-1:登校時刻と下校時刻の目安を教えてください。
登校は8:30、下校は17:30まで
Q 1-2:通学時間や通学手段の制約はありますか?
なし。徒歩、自転車、電車いずれも可
Q 1-3:朝学習はありますか?
あり。英文読書、英語構文暗記など英語中心。
Q 1-4:土曜日も授業がありますか?
なし。ただし希望制の講座あり(無料)
Q 1-5:食堂や昼食を購入できる場所はありますか?利用制限はありますか?
昼食はコンビニエンスストアの販売あり。
Q 1-6:携帯電話に関するスタンスをお聞かせください(禁止、一時預かり等)
登下校時はマナーは守っての使用可(届け出制)。ただし朝礼時に学校に預け、終礼時に受け取ります。
Q 1-7:通学にリュックは使えますか?
使えます。
Q 1-8:教科書や荷物はどの程度まで学校に置いて帰ることができますか?
家庭学習に必要なものは持ち帰り。他は置いて帰ることができます。
Q 1-9:制服・靴下の特徴を教えてください。家庭での洗濯は可能ですか?
白い縁取りのあるブレザー。ブラウス2種、スカート2種、組み合わせ自由。靴下指定あり。
Q 1-10:指定靴はありますか?革靴ですか?
茶色のローファー。(メーカーの指定なし)
Q 1-11:特徴的な校則や入学前に知っておいて欲しいルールはありますか?
女子学生らしい身なりを心掛ける。髪の毛は肩についたら結ぶ。
Q 1-12:うちの子はスケジュール管理が苦手なのですが・・・
レコーディングスタディを行い、家庭での主に学習内容、時間を記録し、担任が確認するので大丈夫です。
Q 1-13: ICTの活用方針や活用状況を教えてください。
Classi(クラッシー)を利用し、授業や学習教材の提供、生徒や保護者とのコミュニケーション、生徒の学習状況の記録や成績の管理等を行っています。
Q 1-14:学期・時間割について教えてください。
2期生。月曜から金曜まで50分×6時間。ただし月・金は7校時まであり、隔週土曜日に授業を行っているのと同数の授業時間を確保しています。
Q 1-15:1クラス何名ですか?クラス編成にあたって配慮していることは?
1クラス約30名。1学年100名を超えた場合は4クラスとし、目の行き届く人数にしています。
Q 1-16:クラス替えはどのぐらいありますか?
年に1回
Q 1-17:定期考査は年に何回ですか?
年4回
Q 1-18:長期休暇以外に、実質的な休みや自宅学習期間はありますか?
10月前半の4日間、3月中旬の4日間
Q 1-19:何時まで学校に残ることができますか?
17:30。ただし部活の公式戦前などは18:00まで。
Q 1-20:放課後に使える自習室はありますか?
仕切り付きの机がある自習室があります。18:00まで。
Q 1-21:長期休みに補講・特別講習などの通学イベントがありますか?
夏期講習(国・数・英)、勉強合宿、難関校対策講座(5科)などあり。いずれも無料。
Q 2-1:部活動に関する基本的な考え方を教えてください。
誰かが活躍するのではなく、誰もが活躍できる活動を目指しています。
Q 2-2:中学生が参加できる部活動・同好会は?
バレーボール、バスケットボール、水泳、バドミントン、ソフトボール、吹奏楽、演劇、ギター・マンドリン、ハンドベル、テニス(硬式)、クラシックバレエ、コーラス、自然科学、キリスト教研究、ボランティア、コンピュータ、E.S.S.、家庭、美術、茶道、計20部
Q 2-3:高校生が参加できる部活動・同好会は?
バレーボール、バスケットボール、水泳、バドミントン、ソフトボール、吹奏楽、演劇、ギター・マンドリン、ハンドベル、テニス(硬式)、クラシックバレエ、コーラス、自然科学、キリスト教研究、ボランティア、コンピュータ、E.S.S.、家庭、美術、茶道、計20部
Q 2-4:部活動の活動曜日、時間、費用を教えてください。
部活動によりますが、最大で週4日、長期休暇中は2週間以内としています。通常は1時間半程度。クラシックバレエと茶道は月謝が掛かります。他の部活動は平均で年2,000円程度。
Q 2-5:朝練をしている部活動はどのぐらいありますか?
朝練はありません。ただし、自主的に吹奏楽などが練習しています。
Q 2-6:休日の部活動はありますか?
原則ありませんが、運動部は練習試合や公式戦、文化部は発表前に活動する場合があります。
Q 2-7:中学生の部活加入率はどのぐらいですか?
ほぼ100%。
Q 2-8:兼部は可能でしょうか?
可能です。
Q 2-9:部活動と同好会などの違いを教えてください。
部活動のみで、同好会はありません。
Q 2-10:新しい部活動や同好会を立ち上げたいと生徒が申し出た場合の対応は?
教員に企画書を提出して、内容を審査します。
Q 2-11:大会等で実績をあげている部活はありますか?
ギター・マンドリンが4年連続で全国大会に参加しています。クラッシックバレエ部は実績ではありませんが、本格的な発表会を行っています。
Q 3-1:行事にはどのようなものがありますか?
青葉祭(バザー)、オリエンテーション合宿(中1)、サマーセミナー(高3)、林間学校(中2)、企業見学、修学旅行(長崎、高2)、研修旅行(奈良・京都、中3)、海外語学研修(カナダ・中3~高2の希望者)、体育祭、聖セシリア祭、発表会、クリスマスミサ、スキー教室(中3)、スキー実習(高1生)、合唱会(中学生)
Q 3-2:宿泊を伴う既定行事は何でしょうか
オリエンテーション合宿(中1)、サマーセミナー(高3)、林間学校(中2)、修学旅行(長崎、高2)、研修旅行(奈良・京都、中3)、海外語学研修(カナダ・中3~高2の希望者)、スキー教室(中3)、スキー実習(高1生)
Q 3-3:各行事ではどのような点を大切にした指導をしていますか?
生徒一人ひとりが積極的に参加し、協力と相互理解、分かち合いを大切に、克己心と達成感が得られるようにしています。
Q 3-4:保護者に公開されている学校行事は?
青葉祭(バザー)、聖セシリア祭、体育祭、発表会、クリスマスミサ
Q 3-5:生徒さんに特に人気の行事は何ですか?
聖セシリア祭
Q 4-1:入学後、保護者が学校に出向く機会はどのくらいありますか?
学年会(クラス会)が年2回程度、担任との個別面談が年2回。
Q 4-2:PTAの役員はどのくらいの頻度で回ってきますか?
当番制ではなく希望制です。働いている方など何か事情があれば、ならなくても大丈夫です。
Q 4-3:学校と保護者の間の連絡はどのように行われますか?
個人面談、メール配信、クラウドサービスなど
Q 4-4:進級する際の条件は?(特に中学から高校へあがる際)
希望者はほぼ全員があがれます。まれに学習拒否がある場合は進学が望ましいかを相談します。
Q 4-5:退学や停学について、考え方や基準を教えてください。
まずは生徒理解に努めます。そのうえで明らかな素行不良が認められた際に行うことがあります。明確な基準はありません。
Q 4-6:校則違反にはどのように対処していますか?
口頭注意から保護者に来ていただく場合などケースバイケースです。
Q 4-7:いじめをどう把握し、どのように対応しますか?
学校生活アンケートや面談を活用します。まずは寄り添う姿勢で生徒理解に努めます。双方から話しを聞き、生徒同士で解決できるように働きがけます。それば難しい場合は教員が間に入り、解決する方向に誘導していきます。
Q 4-8:生徒が登校できなくなった場合、どのような選択肢がありますか?
スクールカウンセラーがいるほか、養護教諭やカウンセリングの講習をを受けている教員が生徒の色々な悩みの相談に応じます。さらに必要に応じて、スーパーバイザー(精神科医師)より教員に対して助言するシステムが整っています。担任は授業担当者、部活動顧問などとの連絡を密にし、多方面から生徒を支援できるようにしています。
Q 4-9:学校のセキュリティ確保のための取り組みは?
警備員による敷地内の巡回、防犯カメラによる敷地内の監視、校舎入口での入校者チェック、入校証の提示による保護者確認、職員室直通の非常用ボタンを廊下に設置、教職員による不審者への対応訓練等を行っています。
Q 4-10:災害時の対応について教えてください。
大規模地震への対応、火災への対応等のマニュアルを作成し、家庭に周知しています。また避難訓練練を年2回実施しているほか、防災倉庫を2箇所に設置し、生徒人数分の防災備蓄品、必要物質を保管しています。非常食は生徒一人あたり5日分の備蓄があります。
Q 4-11:家計が急変した場合にどのような支援がありますか?
県による学費支援制度等を紹介します。
Q 4-12:学納金以外に、寄付金などの追加費用はありますか?
任意による愛校寄付金(一口10万円)があります。
Q 4-13:転入・編入制度はありますか?
あります。中1の9月から中3の9月、高1の4~9月までであれば転編入が可能です。
Q 4-14:転勤などで転出し、戻ってきたときに復学は可能ですか?
可能です。事前に色々なケースを想定して相談します。
Q 5-1:教育において大切にしている考え方を教えてください。
学校を人間形成の場と考え、女性として必要な知性や教養を与える力の教育と、それを何のために使うのかを知らせる心の教育をバランスよく育むことが必要と考えています。そして自分の使命を社会貢献のために果たせるような幸せな女性になることを願っています。
Q 5-2:生徒さんへのスタンスは「管理型」「自主性尊重型」のどちらに近いですか?
管理型。学習方法から学習計画の立て方などのきめ細かな学習サポート、また一人ひとりの個性を才能を見いだし、それを活かせるような学校活動全般での働き掛けなど、自主性が育まれるまでは学校でしっかりと支援しようと考えています。
Q 5-3:「保守的」「先進的」のどちらに近い学校ですか?
保守的。カトリック精神に基づく教育やその価値観を伝える根幹部分では創立90周年を超えた現在でも変わらないので保守的と言えます。ただ、ICTなど今後の社会で必要となる教育も積極的に取り入れようとする先進的な部分も有します。
Q 5-4:どのような生徒に入学して欲しいですか?
誠実な生徒。何事にも向上心を持って取り組むことができる生徒。
Q 5-5:生徒には学校生活を通じてどのような人へと育って欲しいですか?
心が温かくて豊かな人。
Q 5-6:Q5-5実現のため、どのような教育環境を整えていますか?
学習だけではなく、他人を大切に、お互いを認め合うことができる環境。
Q 5-7:女子教育/男子教育の考え方を教えてください。
女子の特性を活かした指導を行うことができます。例えば、こまめに学習課題を設けて着実に学力を伸ばしたり、また通常は男子がするような分担を行うことで、様々な人の立場を理解できるようにします。
Q 5-8:とことんのめり込むこととバランスの良さ、どちらが求められる学校ですか?
どちらでも構いません。早くから自分の進路を決めて学習の幅を狭めてしまうのではなく、まずは全員が同じ科目の授業を受け、そこから自分の才能、適性、興味関心に応じて授業を選択できるようにしています。中1~高1までは全員が同じ時間割、高2から選択制となります。
Q 5-9:興味・関心を広げる機会が多い学校ですか?
はい。授業、行事、クラブ活動、芸術鑑賞、校外での科学実験教室、教養講座、卒業生の講話など、様々な経験を通して自分の興味関心を広げることができます。
Q 5-11:特待生制度・奨学金制度はありますか?
各年度末ごと、学力と人物ともに優秀な生徒を特待生として、奨学金を贈与しています。
Q 5-12:中高一貫生と高校入学者のカリキュラムは同じですか?違いますか?
しています。カリキュラムは一緒です。中高一貫生は数学や英語など、中学のうちに高校の内容を一部先行履修していますので、高校入学者は高1の夏休みまでは補習をして、中高一貫生に追いつくようにしています。
Q 5-13:小学校から進学してくる生徒と中学校から入学する生徒の割合は?
2020年度は小学校から18%、中学校から82%。例年1:3位です。
Q 5-15:宗教教育の考え方や特色について教えてください。
カトリック価値観を知ることで自分の価値観形成のうえでも意義あることと考えます。ものごとへの感謝、他者のために自分が役立つ幸福感、人はそれぞれ与えられた使命の中でその人らしく生きることの大切さ、こうしたことに気づく機会がたくさんあります。
Q 6-1:入学試験日はいつですか?
例年2/1~3です。帰国生入試は12月に行います。
Q 6-2:入学試験科目は何ですか?入学試験では何を重視していますか?
国算、国算社理、英、グループワークと多様な入試があります。筆記試験のみは学力、グループワークは参加姿勢などを重視します。
Q 7-1:入学までに身につけておいてほしいことは何ですか?
小学校で習うべき内容と学習習慣
Q 7-2:宿題は多いですか?
多いです。毎日1時間半程度。宿題をこなすことで、学習方法、予習・復習方法、学習計画の立て方などが身に付くようにしています。
Q 7-3:家庭学習をどのように管理していますか?
毎日記録して、担任が確認してアドバイスします。クラウドを使ってやりとりすることもあります。
Q 7-4:英語と数学の教科書は何を使っていますか?
英語はニュートレジャー、数学は体系数学です。
Q 7-5:授業進度とその考え方について教えてください。
数学・英語では発達段階に応じ、無理のない程度で先行履修し、中3の1月頃に高校の学習に入ります。
Q 7-6:少人数や習熟度別の授業は行われていますか?
中3から数学・英語、高校から古典で習熟度別学習を行っています。もともと少人数ですが、選択では数名単位の授業もあります。
Q 7-7:アクティブラーニングやPBLへの取り組みについて教えてください。
授業で適時取り入れています。論理力や表現力を育むための手段としています。
Q 7-9:英検・漢検・数検などの検定試験を取り入れていますか?
英検・漢検は校内実施の他、土曜日に対策講座を設置しています。準2級を高1までに生徒の50%、高2までに全員の生徒が取得することを目標にしています。
Q 7-10:外部模試はどの学年でどのようなものを受けていますか?
中1~中3までは学力推移調査(ベネッセ)、高1~高3は進研模試(ベネッセ)を行い、進路指導に活かしています。
Q 7-11:成績不振者に対してはどのように対応していますか?
定期テストの結果により指名制の補習があります。英・数は放課後の講義(各週1回)、他の科目は個別に課題を提示します。部活動よりも優先して参加することにしています。
Q 7-12:補習受講の基準はありますか?
各科目で基準を定めています。回によって多少基準が上下します。
Q 7-13:卒業生等が来校し学習を支援するチューター制度はありますか?
ありません。
Q 7-14:その他、基礎学力を高めるための工夫があればお聞かせください。
朝学習、週1回15分でのショートタイムを使って、英語を中心に基礎事項を反復学習します。
Q 7-15:英語学習の特色をお聞かせください。
授業時間の増数、国内語学留学・海外語学研修の他、特徴的な取り組みとして「イングリッシュエクスプレス」という英語によるミュージカルの発表を目指す授業を行って言います。リズムに合わせて発音することで正しい発音が身に付く他、豊かな表現力が身に付きます。
Q 7-16:数学学習の特色をお聞かせください。
問題解決型授業を取り入れ、論理的思考力を育みます。
Q 7-17:その他の教科で、特色ある学習あればお教えください。
音楽や美術など情操教育にも力を入れている他、豊かな人間性を育むことを目的に、高3では「平和学習」「女性史」「環境科学」などの教養選択授業があります。
Q 7-18:通塾している生徒さんはどのぐらいおられますか?
高2で20%程度、高3では夏期講習など単発的なものを含めて30~40%程度。
Q 7-19:その他、御校の学習の特色をお聞かせください。
塾に通わずに希望進路を獲得させる、が指導方針です。そのため授業以外にも進学に向けた数多くの学習機会を設け、きめ細やかに一人ひとりに対応しています。
Q 8-1:いつ頃から大学進学を具体化していきますか?
高2
Q 8-2:文系・理系はどの時点から分かれるのですか?
高2
Q 8-3:文系・理系に対応した選択授業について教えてください。
高2から文系・理系とも数種の選択授業があります。センター試験向けの科目であったり、受験問題演習などです。
Q 8-4:大学進学サポートとしてどのようなものがありますか?
中高通して80時間程度のキャリアプログラムがあります。学習指導だけでなく、社会人で活躍する卒業生の講話、大学進学した卒業生による講話など将来の進路を考える時間が多くあります。
Q 8-5:大学の指定校推薦枠にはどのようなものがありますか?使用基準は?
青山学院、麻布大学、工学院大学、上智大学(カトリック校対象特別入試)、成蹊大学、成城大学、日本女子大学、法政大学、明治学院大学など2020年度は128校600名以上の指定校推薦枠がありました。基準は大学によって様々ですが、高校3年間の5段階の評定平均値が3.5~4.0の学校が多いです。
国際交流等
Q 9-3:海外研修はありますか?
中3~高2を対象にした希望制の海外研修(カナダ、夏期約20日間)があります。
Q 9-5:学校指定ではない留学を希望する場合の手続きは?
帰国時期を確認し、帰国後の学年などを確認します。
Q 10-1:卒業生さんに共通する美徳はなんですか?
学習以外にも「人を愛すること」や「幸せとはどういうものなのか」など、生きていくうえで大切なことを学び、社会に出てからも周りの人を大切にするなどが実践できている。
Q 10-2:生徒のどのような様子を見た時に喜びを感じますか?
毎年100%に近い生徒が「セシリアで過ごして良かった」との感想を持って卒業していきますが、その卒業生のメッセージを聞いたとき。
Q 10-3:生徒が在学中に起業したいと言い出したらどう対応しますか?
話しは聞きますが、起業することよりも、今にしかできないことをするように勧めます。