ドルトン東京学園中等部

Q 1-1:登校時刻と下校時刻の目安を教えてください。

8:20登校です。45分×7時間の授業が終わるのが15:25。完全下校は18:00です。

Q 1-2:通学時間や通学手段の制約はありますか?

とくに制約はありません。スクールバスは、小田急線成城学園前駅、京王線仙川駅、東急線二子玉川駅から発着しています。自転車通学は条件付きで許可しています。詳しくはご相談ください。

Q 1-3:朝学習はありますか?

朝学習は実施していません。朝礼と終礼は、先生と生徒たちがしっかりコミュニケーションをとることを重視しています。

 

Q 1-4:土曜日も授業がありますか?

月~金曜の完全週5日制です。土日に行事やクラブの大会参加等が入ることはあります。

Q 1-5:食堂や昼食を購入できる場所はありますか?利用制限はありますか?

原則お弁当持参ですが、目黒のベーカリーが来校・販売する手作りパンは好評です。
2022年度から校内のカフェテリアで食事を提供するよう、準備を進めています。

 

Q 1-6:携帯電話に関するスタンスをお聞かせください(禁止、一時預かり等)

携帯電話は持ち込み可。登校したら電源を切って個人のロッカーにしまうのがルールです。
放課後の使用にはとくに制限を設けてはいません。
携帯電話もノートPCも、使いながら適切な使い方を身につけていく、という考え方です。

Q 1-7:通学にリュックは使えますか?

学校の指定鞄がリュックです。持ってくる荷物が多い場合は、ほかに自由に自分のバッグ等を使って構いません。

Q 1-8:教科書や荷物はどの程度まで学校に置いて帰ることができますか?

その日の家庭学習に必要ないものは、個人のロッカーに保管できます。学習課題はすべてクラウド上のe-ポートフォリオ(まなBOX)に保存されているので、個人の端末(ノートPCやモバイル機器)からアクセスし、いつでもどこでも自分の課題に取り組むことができます。

Q 1-9:制服・靴下の特徴を教えてください。家庭での洗濯は可能ですか?

標準服は上品なチャコールグレーのブレザーを中心に、ネクタイ・リボン・カーディガンやポロシャツなど、豊富なバリエーションをそろえています。
式典などのときは標準服の正装ですが、普段の学校生活は自由に私服と組み合わせることができます。
その日の気候や自分の体調に合った服装を各自で判断して、登校してください。

 

Q 1-10:指定靴はありますか?革靴ですか?

式典などの正装時は、黒か茶の革靴です。
普段はとくに指定はありません。
スニーカーで登校している生徒も大勢います。

Q 1-11:特徴的な校則や入学前に知っておいて欲しいルールはありますか?

服装や行動について細かく規定した校則はありません。学校のグラウンドルールは、「自分自身を含め、みんなの学びの自由を守る」ということです。ドルトン生には、学校が生徒全員にとって快適な学びの場となるよう、各自で判断し、マナーを守って生活することが求められています。

Q 1-12:うちの子はスケジュール管理が苦手なのですが・・・

自己管理能力は、ドルトンプランが育む力の1つです。ドルトンプランの柱である「アサインメント」は、生徒が教師と“契約”を交わし、自分が責任をもってスケジュールを設定し、学習課題に取り組む、というものです。最初は教師が提示する共通のアサインメントに取り組み、スケジュール管理の仕方を身につけます。そうした経験を積み重ねて、最終的には、生徒がオリジナルの学習スケジュールを作成し、実行できるようにサポートします。

Q 1-13: ICTの活用方針や活用状況を教えてください。

1人1台のノートPCを全ての授業・学習活動で活用しています。
学校指定のスペックに合った端末を各自が用意するBYOD(Bring Your Own Device)なので、生徒は自分のPCを大事に扱っています。
全校無線LANの校内どこからでもインターネットにアクセスし、入手した情報を使って課題を作成し、ほかの生徒たちと共有し、プレゼンテーションをするのが学習の一連の流れで、生徒たちはすぐに慣れて行きます。
学習課題や自分の作成物は、すべてクラウド上のe-ポートフォリオ(まなBOX)に保存され、家庭からもアクセスして自分の課題に取り組むことができます。

Q 1-14:学期・時間割について教えてください。

2期制、月~金曜の完全週5日制で、授業は毎日45分×7時間です。平日に集中して学習に取り組み、週末は自分の趣味その他の活動に充てている生徒も大勢います。

Q 1-15:1クラス何名ですか?クラス編成にあたって配慮していることは?

1クラスは25名設定、一人ひとりに合った学習環境を提供するための少人数クラスです。あえて文系・理系やコース制、成績順で分けることはせず、さまざまな個性を持つ生徒たちが一緒になって、互いに刺激を与えあい成長する環境をつくっています。

Q 1-16:クラス替えはどのぐらいありますか?

クラス替えは毎年行います。
また、クラスとは別に「ハウス」という生徒コミュニティがあります。
ハウスでは、学年の異なる生徒たちが日常的な交流や行事への取り組みを通じて親睦を深め、社会性を身につけて行きます。
クラスとは異なる活動の場、自分の居場所があるのも本校の魅力です。

 

Q 1-17:定期考査は年に何回ですか?

定期考査は行っていません。各教科で単元ごとに小テストや提出課題・プレゼンテーション課題を課し、観点別の評価を行っています。「特定の期間にその時点の学力を測り数値化する」のではなく、「日常の学習の取り組みを多面的に評価する」ことが目的です。学年や科目によって違いますが、年間で6~8回程度の評価機会があります。

Q 1-18:長期休暇以外に、実質的な休みや自宅学習期間はありますか?

中学一般入試の期間に、4~5日程度休校となります。ほかに全日が自宅学習となる期間はありません。このほか、午前中の短縮授業となる日程が、前後期の三者面談期間と成績処理期間の年間合計10~12日程度あります。

Q 1-19:何時まで学校に残ることができますか?

完全下校は18:00です。とくに部活動や自習等がなければ、7時間目後の終礼が終わる15:40ごろが下校時刻となります。

Q 1-20:放課後に使える自習室はありますか?

ラーニングコモンズ(図書館+学習スペース)の3階に個別の学習ブースがあります。もちろん中学生も使えます。

他の生徒たちと協力して学習したい生徒は、ラーニングコモンズ2階の協働学習エリア・教室と教室の間にあるアクティブスペース、ラウンジやカフェテリアなどを活用しています。

 

Q 1-21:長期休みに補講・特別講習などの通学イベントがありますか?

強制的な補習や補講は行っていません。長期休みの始まりや終わりの時期には、博物館や自然などの学外の学習リソースを活用して校内ではできない学びを体験する、CAC(City as a Classroom)というイベントがあります(希望参加)。CACの予備調査や振り返りの学習を校内で行う場合があります。

Q 2-1:部活動に関する基本的な考え方を教えてください。

生徒が自主的に参加する探究活動、という位置づけです。専門的な指導ができる教員・部活動指導員を置き、質の高い活動に取り組める環境を整えています。

 

Q 2-2:中学生が参加できる部活動・同好会は?

開校2年目の現在は、運動部はサッカー・バドミントン・剣道、文化部は美術・合唱・弦楽アンサンブル・日本文化(茶道・華道)の合計7つの部が活動しています。ほかにバスケットボールと生物研究の同好会があります。

Q 2-3:高校生が参加できる部活動・同好会は?

高等部はまだ開校していませんが、中等部と同じ部活動を予定しています。

Q 2-4:部活動の活動曜日、時間、費用を教えてください。

活動日は週1~3日程度、活動時間は1時間~2時間程度です。活動日や部費はクラブによって異なります。詳細は説明会等でお問い合わせください。

Q 2-5:朝練をしている部活動はどのぐらいありますか?

通常は行っていませんが、大会・コンクールの期間に生徒の希望に応じて実施する場合があります。

Q 2-6:休日の部活動はありますか?

原則として行っていませんが、大会・コンクールその他のイベントに参加する場合があります。

Q 2-7:中学生の部活加入率はどのぐらいですか?

兼部を除いて実質8割程度です。部活動は自由参加です。

Q 2-8:兼部は可能でしょうか?

可能です。相談を受けたときは、活動日や時間、学業との両立をふまえて本人が判断するよう助言します。

Q 2-9:部活動と同好会などの違いを教えてください。

部活動には顧問教諭のほかに専門的な指導者(部活動指導員等)がつき、定額の部費を徴収します。同好会には顧問教諭がつきますが、専門的な指導者はなく、部費の徴収もありません(活動に必要な経費を徴収する場合を除く)。

Q 2-10:新しい部活動や同好会を立ち上げたいと生徒が申し出た場合の対応は?

いくつかの条件を満たした場合、立ち上げを認めることがあります。条件は、1.活動に必要な施設・設備を校内に確保できる、2.自主的な練習・研究活動をすでに一定期間行っており持続性が見込まれる、3.学校が顧問教諭を充てることができる、などです。逆に既存の部や同好会でも、上記の条件を満たさなくなった場合は、活動停止や降格・廃部になる可能性があります。

 

Q 2-11:大会等で実績をあげている部活はありますか?

生物同好会の研究発表が、サイエンスキャッスル2019関東大会で慶應義塾大学薬学部賞を受賞。中等部1年生のみの(1期生なので先輩はいませんでした)、立ち上げ初年度の同好会が成し遂げた快挙だと思います。

 

Q 3-1:行事にはどのようなものがありますか?

スポーツフェス(体育祭)、アートフェス(文化祭)、STEAMフェス(研究発表会)などがあります。生徒の意見やアイデアを取り入れながら、内容は年々変わりつつ充実していくと思います。このほか、福島県のブリティッシュヒルズで宿泊研修を実施しています。

 

Q 3-2:宿泊を伴う既定行事は何でしょうか

福島県ブリティッシュヒルズで行う英語漬け・異文化体験(中1の秋、全員参加)、オーストラリア英語研修(中2の学年末、全員参加、ホームステイを伴う)、アジア研修(高1の学年末、全員参加)のほか、スキー合宿(冬休み、希望参加)があります。

Q 3-3:各行事ではどのような点を大切にした指導をしていますか?

生徒が企画・運営に深く関わることを重視しています。DSC(Dalton Student Council、生徒会)の組織に行事班があり、三大フェス(スポーツ・アート・STEAM)の運営に携わるほか、ハウス(異学年の生徒コミュニティ)行事の提案などを行っています。

 

Q 3-4:保護者に公開されている学校行事は?

スポーツフェス(体育祭)・アートフェス(芸術祭)・STEAMフェス(研究発表会)など、主要な行事はすべて公開しています。一般公開の行事のご見学は、学校ホームページからご予約を受け付けています。

 

Q 3-5:生徒さんに特に人気の行事は何ですか?

「自分たちでつくる行事」という意識が強いので、全ての行事に楽しんで参加しています。たとえばアートフェスは、楽器の演奏やダンスパフォーマンス、朗読劇や作品展示など、日ごろ磨いた技能や練習の成果を発表する個人・有志団体が参加して、大いに盛り上がります。

 

Q 4-1:入学後、保護者が学校に出向く機会はどのくらいありますか?

前後期に1回ずつ、授業参観期間と三者面談期間・学年の保護者懇談会があるほか、大学進学や海外留学の説明会や各種セミナーをご案内しています。もちろん主要な行事は公開していますし、授業はいつでも自由にご見学できます。

Q 4-2:PTAの役員はどのくらいの頻度で回ってきますか?

いわゆるPTAの組織は、まだ出来ていません。保護者の方々の意見を伺いながら、生徒の学習環境をより良くする活動に(一部の方にご負担がかかるのではなく)より多くの方々が参加していただける、そのような活動のあり方をめざしてつくって行く予定です。

Q 4-3:学校と保護者の間の連絡はどのように行われますか?

全ご家庭に向けての連絡は、学校ホームページの保護者用掲示板や一斉メールを活用しています。個別のお問い合わせやご相談は、お電話で受け付けています。

Q 4-4:進級する際の条件は?(特に中学から高校へあがる際)

進級試験や進級のための成績要件はとくに設けていませんが、出席状況や学業への取り組みが思わしくない場合は面談をさせていただき、転学等をお勧めする場合があります。

Q 4-5:退学や停学について、考え方や基準を教えてください。

過失や些細な逸脱行動は、対話によって本人の反省と行動改善を促す方針ですが、法に抵触するケースやいじめなど他の生徒の安全を脅かすようなケースでは、別室での継続的な指導や出校停止を課し、場合によっては転退学を促すこともあります。

Q 4-6:校則違反にはどのように対処していますか?

校則で細かく禁止事項や罰則を定めるのではなく、まず生徒自身に事の当否や善悪を考えさせる方針です。トラブルが発生した場合は、生徒部と学年の教員が連携して速やかに事実関係を確認し、状況に沿って適切な対応をします。

Q 4-7:いじめをどう把握し、どのように対応しますか?

クラス担任・学年主任をはじめとする学年付きの教員団のほか、ハウス(異学年の生徒コミュニティ)担当の教員を配置し、日常的に生徒をさまざまな角度から見守る体制を整えています。また、定期的にアンケート調査やスクールカウンセラーの個別面談を実施し、生徒や保護者の不安や心配事を掬い上げるよう努めています。いじめが起きたときは、事実関係を速やかに把握し、被害側の生徒に対するスクールカウンセラーのケア、加害側の生徒に対する別室での指導など、その状況に適した対応をします。

Q 4-8:生徒が登校できなくなった場合、どのような選択肢がありますか?

クラス担任やカウンセラーがご家庭をこまめに連絡をとり、生徒本人にとって最適な対応を検討します。e-ポートフォリオ等を活用した在宅学習のサポート、無理のない範囲での登校や授業参加の支援、外部の医療機関等との連携など、柔軟に対応します。

Q 4-9:学校のセキュリティ確保のための取り組みは?

登下校を保護者にお知らせする自動配信メールシステムを採用しています。学校入り口は常時施錠し、警備員が入校者をチェックします。また、地元の警察署・消防署の協力のもと、定期的に防犯・防災訓練を実施しています。

Q 4-10:災害時の対応について教えてください。

防災マニュアルを作成し、生徒の登下校時や授業時など、ケースごとの対応策を定めています。登下校の自動配信メールシステムは、災害時の連絡手段としても機能します。また、防災倉庫に非常用の飲食物や備品を常備し、帰宅時の安全が確認できるまで生徒を学校に留めておく体制を整えています(最大三日程度)。

Q 4-11:家計が急変した場合にどのような支援がありますか?

ご相談ください。奨学サポート等の適切な支援を検討し、対応いたします。

Q 4-12:学納金以外に、寄付金などの追加費用はありますか?

入学後に、教育環境の整備・充実、奨学サポート、課外活動支援等を目的とする寄付金をお願いしています(任意、一口10万円)。詳細は学校ホームページで公開しています。

Q 4-13:転入・編入制度はありますか?

当該学年に空きがあるときは、海外からの帰国など、ご家庭の事情によって転編入を受け入れる場合があります。詳細はご相談ください。

Q 4-14:転勤などで転出し、戻ってきたときに復学は可能ですか?

本人とご家庭の事情やご要望を伺い、対応を検討いたします。ご相談ください。

Q 5-1:教育において大切にしている考え方を教えてください。

「自由と協働」の理念のもと、生徒一人ひとりが持つ興味や知的好奇心を伸ばし、探究することを大いに奨励します。「学ぶことは楽しい」を生徒が体験・実感できる学校、教職員も生徒・保護者とともに学び、常に成長し続ける学校をめざしています。

Q 5-2:生徒さんへのスタンスは「管理型」「自主性尊重型」のどちらに近いですか?

「学習者中心の教育」をめざし、生徒の自主性を尊重する学校です。リスクを恐れて細かい校則やルールで生徒を縛るのではなく、生徒が自分で考えて行動することを奨励しています。何か問題が起きたときは、どこがよくなかったのか、どうすれば改善できるのかを生徒に投げかけ、失敗から学ぶことで内省する力やたくましさを身につけてほしいと考えています。このような方針のもと、開校初年度は生徒たちの発案・活動から生徒会組織が発足しました。

 

Q 5-3:「保守的」「先進的」のどちらに近い学校ですか?

先進的な学校です。2019年に中等部が開校してまだ2年目、教職員は「ドルトンプランと現代のテクノロジーの融合により、これからの時代に合った“学習者中心の教育”を創る」という気概を持ち、新たな手法や教育学の知見を取り入れること、企業や外部団体と連携することに積極的です。1期生も「自分たちが新しい学校づくりに参加する」という意欲にあふれ、行事の企画や生徒会の立ち上げなどに取り組んでいます。

Q 5-4:どのような生徒に入学して欲しいですか?

自分の好きなこと・興味のあることを積極的に追求したい人、新しいことに挑戦し、学校の文化や歴史を自分たちの手でつくって行きたい、という人は大いに楽しめる学校だと思います。

Q 5-5:生徒には学校生活を通じてどのような人へと育って欲しいですか?

生涯にわたって自律的に学び続ける人、自分と異なる個性を持つ他者を受け入れ、協働してものごとに取り組み、新しい価値を創造して社会に貢献する人に育ってほしいと願っています。

Q 5-6:Q5-5実現のため、どのような教育環境を整えていますか?

すべての学習・学校生活で、生徒自身が考えて判断し、行動する機会を設けています。アサインメント(生徒参加型のシラバス)を柱とする授業で学びに向かう姿勢と自己管理能力を、ラボラトリー(自分の学びを追求する場)で学ぶ意欲と探究する力を、ハウス(異学年の生徒コミュニティ)の活動で社会性とコミュニケーション能力を育みます。

Q 5-7:女子教育/男子教育の考え方を教えてください。

性差にこだわらず、人として互いを認め合い、尊重する姿勢を大切にしています。端的には、標準服の着用に男女の区別を設けない(女子のスラックス着用や男子のスカート着用も可能)、校内の手洗いの表示を男女で色分けしないなど、細かな点もジェンダーフリーの考え方にもとづいています。

Q 5-8:とことんのめり込むこととバランスの良さ、どちらが求められる学校ですか?

多少の苦手や不得意があっても、それ以上に自分の興味関心のある分野を追求することを重視しています。一般的な教科のほかに「ラボラトリー」の時間が設けられ、生徒は自分で学習テーマやスケジュールを設定し、それに合った教室や実験室を選択し、専門の教員のサポートを受けながら学習に取り組んでいます。

Q 5-9:興味・関心を広げる機会が多い学校ですか?

外部の識者や専門家を招いてのセミナーやワークショップ、企業との連携など、生徒が教科以外の学びに触れる機会を豊富に用意しています。また、外部のコンクール等を積極的に紹介し、参加を奨励しています。3名の中1生有志が2019年8月の中学生科学コンテストで東京都第1位となり、第2位の小石川中等教育学校の生徒たちと都代表チームを組んで12月の「科学の甲子園ジュニア全国大会」に出場したのは、その成果の1つです。

 

Q 5-10:コース制はありますか?入学後にコースを変えることは可能ですか?

文系・理系や進路別のコース分けはあえて行っていません。さまざまな個性を持つ生徒たちが交流を深め、互いに刺激を与え合い成長することを願っています。生徒をコースで分けるのではなく、高等部2年次から増える選択科目とラボラトリーの時間を活用することで、それぞれの希望進路に沿ったカリキュラムを組めるようにします。

Q 5-11:特待生制度・奨学金制度はありますか?

特待型入試の合格者は、授業料年額を免除します(募集は若干名、原則3年間ですが年度ごとの審査があります)。

Q 5-12:中高一貫生と高校入学者のカリキュラムは同じですか?違いますか?

特色あるドルトンプランを実践するため、完全中高一貫制をとっています。高等部の募集予定はありません。

Q 5-14:男女比はどのぐらいですか?

2020年4月現在、中等部1・2年生の合計で男子が154名、女子が87名。男子が64%、女子が36%の割合です。

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Q 7-1:入学までに身につけておいてほしいことは何ですか?

新しいことを学んでみたい、という意欲は何よりも大事です。授業は生徒の理解や知識の定着を確認しながら進めていくので、過度に不安を感じることはありません。また、すでに学習習慣が身についている人は、それを継続して欲しいと思います。

Q 7-2:宿題は多いですか?

適度な分量だと思います。通常は授業の冒頭で学習目標に沿ったアサインメント課題が示され、一定期間内でそれを仕上げる形なので、生徒は自分に合ったペースで取り組むことができます(短期間で集中して仕上げる、日数をかけて少しずつ完成させる、など)。授業中に課題に取り組むこともありますし、休み時間や放課後に友人と協力して課題を進めている生徒の姿もよく見かけます。より深く学びたい人には、発展的なアサインメント課題も用意されています。

Q 7-3:家庭学習をどのように管理していますか?

学校内外を問わず、クラウド上のe-ポートフォリオ(まなBOX)を通じて、全教科の学習課題や自分が達成した内容にアクセスし、学習に取り組むことができます。自分の学習過程を俯瞰するメタ認知の力を伸ばし、自己管理能力を身につけることに役立っています。

Q 7-4:英語と数学の教科書は何を使っていますか?

英語は『Engage 2nd Edition』(Oxford)、数学は『システム数学』(啓林館)を使っています。“教科書を学ぶ”のではなく、“教科書は教材の1つ”という位置づけで、副教材や教員の自作教材、図書館の蔵書(電子書籍を含む)やインターネット上の情報を検索して使うこともしばしばあります。

Q 7-5:授業進度とその考え方について教えてください。

中高6年間の履修単位は高等部2年までで終える予定です。進度重視で無理な先取り学習をするのではなく、理解を深めながらしっかりと学習内容を身につけることを重視しています。

Q 7-6:少人数や習熟度別の授業は行われていますか?

通常の授業は25名の少人数クラスです。さらに英語は2クラスを習熟度別に2~3展開して10数名の授業クラスを作り、一人ひとりが発言する機会を多くとっています。自分の学習テーマに合わせて教科や教室・施設を選択する「ラボラトリー」の時間は、教員のサポートを受けながら個人や数名のグループで学習を進めることもできます。

 

Q 7-7:アクティブラーニングやPBLへの取り組みについて教えてください。

すべての授業と学習活動で、ペア・グループワークによる協働学習やPBLに取り組んでいます。個人または協働で「調べて考察し、まとめたことを発表する」という学習を日常的に行っているので、生徒は入学後数カ月で、PCの扱い・パワーポイントなどを使ったスライド資料の作成とプレゼンテーションに習熟していきます。

 

Q 7-8:STEM教育への取り組みについて教えてください。

入学後、技術家庭の授業(情報の分野)でPC機器や各種ソフトの使い方、情報リテラシーなど、ICT関連を集中的に学び、各教科で実際に活用しながら使い方に慣れていきます。理科の授業ではとくに体験を通じて学ぶことを重視し、2~3回に1度は実験を行っています。三大フェスの1つであるSTEAMフェスは、個人や有志のグループ・ハウス(異学年の生徒コミュニティ)単位で研究や実験の成果を発表したり、来場者に体験型のワークショップに参加してもらったりするイベントです(一般公開あり)。

 

Q 7-9:英検・漢検・数検などの検定試験を取り入れていますか?

全員でケンブリッジ英検を定期的に受検しています。CEFR準拠の内容で4技能の伸びを測ることができ、高等部卒業までにCEFR・B2以上の英語運用能力獲得を目標とする本校の英語教育に適しているからです。このほか、数学検定と文章読解・作成能力検定を校内で実施しています。希望者対象ですが、 受検率は8割以上と生徒の参加意欲はとても高いです。教科の授業時間やラボラトリー、放課後に、検定受検に向けた指導を受ける機会を設けています。

Q 7-10:外部模試はどの学年でどのようなものを受けていますか?

現時点では外部模試は実施していません。本校の考える学力(知識とその活用・思考力や表現力に加え、学びに向かう意欲や主体性・他者と連携する力などを含む)を判定できる模試がない、というのが最大の理由です。もちろん学年が上がり、大学進学に向けた模擬試験等が必要だと判断した場合は、実施もあり得ます。

Q 7-11:成績不振者に対してはどのように対応していますか?

課題が未提出であったり取り組みが不十分である場合は、授業担当者やクラス担任がこまめに生徒に働きかけ、個別の指導も行っています。定期試験ではなく、単元ごとの小テストや課題で成績評価を行っているので、より短いタームで学習状況の確認ができます。

Q 7-12:補習受講の基準はありますか?

生徒の主体性を重視する方針のため、強制的な補習や補講は行っていませんが、教科ごとに希望者を募って放課後の勉強会を実施したり、再テストの受験機会を設けたりしています。ラボラトリーの時間は、不得手な科目の学び直しや遅れている課題を仕上げるために使うこともでき、その際は教員から個別のサポートを受けることもできます。

Q 7-13:卒業生等が来校し学習を支援するチューター制度はありますか?

卒業生がまだ出ていないため、2019年度は東京学芸大学の学生の方々をチューターとしてお招きし、生徒の学習サポートをしていただきました(20年度4月現在は休校中につき実施未定)。

Q 7-14:その他、基礎学力を高めるための工夫があればお聞かせください。

各教科で適宜問題演習や基礎学力確認の小テスト等を行っていますが、基礎固めばかりにこだわらず、生徒が面白いと感じれば高度なことにも積極的に取り組ませています。発展・応用的な課題に取り組む中で自分の課題に気づき、進んで学び直しをするのはよくあることです。効率が悪そうに見えても、長い目で見ればその方がしっかりとした学力が身につくと考えています。

Q 7-15:英語学習の特色をお聞かせください。

英語は習熟度別に2~3グループに分けた、10数名の少人数授業です。多くの授業は英語ネイティブ教員と日本人教員がチームを組んで担当し、生徒が楽しみながら取り組める教材やアクティビティを毎回工夫し、4技能をバランスよく伸ばしています。帰国生や英語型入試で入学した生徒、幼少期から英語学習に親しんでいた生徒には、ネイティブ教員が担当するより高度なプログラムも用意されています。

 

Q 7-16:数学学習の特色をお聞かせください。

解法を身につけること以上に、問題の本質を理解することを重視しています。また、Libryという学習支援アプリを活用しています。問題演習の正答率や間違い方をもとに、自分に適した問題をAI(人工知能)が選択し、解き方のヒントを提供するものです。これにより、同じ授業の中で数学が得意な生徒は発展問題に取り組み、苦手な生徒は前に戻って学習する、ということを可能にしています。

Q 7-17:その他の教科で、特色ある学習あればお教えください。

全教科で協働学習・プロジェクト型学習に取り組んでいます。また、ドルトンプランの3つの柱、アサインメント(生徒参加型のシラバス)・ラボラトリー(自分の学びを追求する場)・ハウス(異学年のコミュニティ)は、本校のすべての教育活動に通底する特色と言えます。

Q 7-18:通塾している生徒さんはどのぐらいおられますか?

とくに調査をしていませんが、通塾率は高くないと思います。生徒からは、「受験のために通塾していたころより、ドルトンに入学してからの方が楽しく学習に取り組めている」という声もよく聞かれます。

Q 7-19:その他、御校の学習の特色をお聞かせください。

「ラボラトリー」の時間は、生徒が自分で学習テーマやスケジュールを設定し、それに合った教室や実験室を選択し、専門の教員のサポートを受けながら学習に取り組むものです。「自分の学びに関する権限と責任を持たせるところから、生徒の学ぶ力が育つ」というドルトンプランの思想を、もっともよく体現している取り組みだと思います。

Q 8-1:いつ頃から大学進学を具体化していきますか?

高等部2年次までには必履修単位を終え、各自の進路に向けた学習が本格化します。進路や進学について知る・考えるためのセミナーやプロジェクト学習は、中等部1年次から設けています。

Q 8-2:文系・理系はどの時点から分かれるのですか?

文系・理系や進路別のクラス分け・コース制は予定していません。さまざまな考えや進路志望を持つ生徒同士が交流して、広い視野を持っていてほしいからです。高等部2年次から増える選択科目やラボラトリーの時間を活用して、自分の進路目標に沿ったカリキュラムを組み、教科の教室に分かれて授業を受けるようにします。

Q 8-3:文系・理系に対応した選択授業について教えてください。

まだ高等部開校前ですが、国公立を含む国内大学進学に必要な教科、海外大学への進学に必要なエッセイライティング等の授業(ラボラトリーを含む)を選択できるよう、カリキュラムを検討しています。

Q 8-4:大学進学サポートとしてどのようなものがありますか?

進路部を中心に、全体・希望者に向けての講演会やワークショップ、大学や研究室訪問、模擬講義等を企画・実施します。必要に応じて外部機関との連携も行います。

Q 8-5:大学の指定校推薦枠にはどのようなものがありますか?使用基準は?

まだありませんが、高等部の発足を待って各大学と交渉を進める予定です。

Q 9-1:外部主催/他校との連携イベント等への参加状況を教えてください。

開校初年度の2019年は、有志生徒の中学生科学コンテスト参加(東京都第1位・東京都知事賞受賞。都代表として「科学の甲子園ジュニア全国大会」に出場)、生物同好会のサイエンスキャッスル関東大会参加(口頭発表12校に選出。優秀賞・慶應義塾大学薬学部賞受賞)など、科学系のイベントでの活躍が目立ちました。今後は模擬国連や英語スピーチコンテスト、地域振興プロジェクト、企業連携プロジェクトなどにも積極的に応募したいと考えています。

Q 9-2:短期留学の制度はありますか?

留学制度は現在構築中です。詳細が決まりましたら、学校説明会等でお知らせします。

Q 9-3:海外研修はありますか?

海外研修は中2(オーストラリア)と高1の学年末(アジア)の2回、原則全員参加です。任意参加の海外研修も企画する予定です。

Q 9-4:交換留学制度の制度はありますか?

留学制度は現在構築中です。詳細が決まりましたら、学校説明会等でお知らせします。

Q 9-5:学校指定ではない留学を希望する場合の手続きは?

原則として、中等部在籍期間の中長期留学は認めておりませんが、まずはご相談ください。

Q 9-6:留学や研修以外に、学校として取り組んでいる国際交流は?

開校初年度の2019年は、DSC(Dalton Studet Council、生徒会)が中心となってカンボジアの児童に文具を贈る活動に参加しました。今後はさらに機会を増やし、国際交流を深めたいと思います。

Q 10-1:卒業生さんに共通する美徳はなんですか?

残念ながらまだ卒業生は出ていませんが、在校生を見るかぎりでは、闊達に人と接し、自由に発想し、行動力のある人に育ってくれると思います。

Q 10-2:生徒のどのような様子を見た時に喜びを感じますか?

さまざまな活動や行事で、自分で考えて行動している様子を見るとき。とくに中等部1期生有志が生徒会立ち上げを発案し、全校生徒に呼びかけてゼロから組織を作ったこと。他校の生徒会長を訪問してアドバスを求めたり、話し合いを重ねて仕上げた構想を職員会議の場で発表したりと、素晴らしい行動力を見せてくれました。

Q 10-3:生徒が在学中に起業したいと言い出したらどう対応しますか?

またとない体験学習のチャンスだと思います。クラウドファンディングを活用した資金集めを助言したり、連携できそうな企業・NPOを紹介したりするなど、積極的に応援します。