6. 中1から受験生にメッセージ
それでは最後になります。例年、この5月の説明会では本郷の中学1年生に受験生のメッセージというものを書いてもらいまして、参加した皆様にはそのメッセージを見ていただいておりました。今年は、昨年度の中学1年生のものになりますけれども、それらのメッセージをこちらでお見せしたいと思います。
(編集担当注:生徒さんからのメッセージ写真は割愛しております)
このような用紙を配りまして、中学1年生に――100文字ぐらいなんですけれども――受験生へのメッセージということで書いてもらっております。
こちらのメッセージです。「本郷はまず、元気があります」このように本郷の紹介をしてくれているようなメッセージが多くありました。こちらの生徒は100文字と言う枠を超えて「絶対にあきらめないで、2月まで勉強してくれ」とこんな熱いメッセージもありました。
「先生や両親への感謝を忘れないでください」とこのようなメッセージもありました。こちらの生徒は「少しずつ確実に進んでいくことの大切さです」「何か勉強をしていてマイナスなことはありません」(と書いています)。これから先、受験に向けて、保護者の皆様そして塾の先生からたくさんのメッセージがあると思います。そういったメッセージ、やはり、生徒の心には残っていて、中学1年生へのメッセージを発するという段階で言葉にして出てくるんだなと、中学受験をするとここまで成長するんだなと私も毎年感じております。
数多くのメッセージがあり、私は全員分読みますが、一番多いキーワードは何かと言いますと「過去問」です。数多くの生徒が過去問について書いております。
本校としましては、過去問は、まずホームページに掲載してあります。問題だけではなくて解答と正答率と正答数も掲載しております。このような画面です。
答えの横に数字が書いてあります。全受験生のうち、何名が正解したかが、答えの横に添えて書いてあります。
まだ過去問に取り組むのは早い時期だと思いますけれども、6年生の9月以降、ぜひこの数値を目標として取り組んでいただければと思います。
偏差値がいくつあったら本郷に受かる…というのは一見わかりやすいようでわかりづらい数値になりますので、正答率が6割を超える問題を確実に正解するような取り組みをしてきていただけますと、受験生も手ごたえを感じて、自分の成長を感じられるような過去問への取り組みになると思います。