質問回答③ 入試
Q:クラス数各回共通動画の「入試」のところでお話申し上げました通り、今年度は東大医進クラスの入試定員を増やします。そのことでできるだけ入学者を増やし、全体の不合格者を減らしたい、そういう思いでございます。具体的に見ますと:
東大医進クラス、昨年度までは25 名× 1クラスと言っていたのですが、これをできれば2クラスにしたい。そのために東大医進クラスを増やす=合格を増やすということになります。そして一貫特進クラスは35名× 2クラス、ここは変わりません。一貫特進は変わらず、東大医進は1クラス→2クラス編成にしたい。そんなふうに考えております。
そのことによって――昨年度までは東大医進クラスの合格者は全員特待生だったわけですけれども――ここに特待生ではない、一般の合格という枠を作りました。
そして、この東大医進に関係して、前にあったご質問をここで共有いたします。
適性検査型入試については、本校では2月1日の午前・2月2日の午前、全部で2回適性検査型入試をやっておりますが、これらはすべて東大医進クラスになりますので、「適性検査型で勉強している人が一貫特進クラスに入りたい場合どうすれば良いか?」とのご質問がありました。
つまり、一貫特進クラスの入試がないではないか、ということなのですが、その場合は、とにかく適性検査型入試を(東大医進クラスではありますが)受けてください。そこで東大医進が残念な結果になっても、(一貫特進への)スライド合格という制度がある。これは共通の入試概要のところでご説明申し上げました通りですが、そういうものがあるわけですので、そこを狙えばいいと。そしてもし得点がしっかり取れれば東大医進に受かる可能性もこちらで生まれてくるわけです。ですので、ぜひ適性検査型入試で勉強されている方は、名称は「東大医進」であってもぜひ、1日の午前・2日の午前、積極的に受験をしていただければと思います。
Q:複数回受験複数回受験をすることで優遇はあるか?――これは制度上はありません。ですが、たとえば入試問題は同じスタッフが作っていますので、1日・2日・3日となるにしたがって問題慣れというものが出てくるのではないかと思います。ですので、そういった意味では、やはり1日・2日・3日と粘り強く受けていただくことをおすすめいたします。
また、合格・不合格についての優遇はございませんが、受験料の部分で申しますと、1回目の受験では23,000円。そして2回目以降は10,000円といった形で受験料の優遇はありますので、ここは上手にご利用いただければと思います。
Q:算数算数の得意不得意はやはり合否に影響するか?というご質問です。直接的には「算数が苦手だと受験の時に不利ですか?」というご質問だったのですが、まず制度上、本校では算数の配点がたとえば他の教科と比べて特別に高かったりとか、あるいは算数で基準点を設けているとかそういうものはありません。という意味において、制度上算数が不得意だからといって不利益になることはありません。
ただ、今までの入試の得点状況を見ていますと――これは他の学校さんもそうだと思うのですが――たぶん、算数あるいは適性型で言えば適性Ⅱが最も得点差がつきやすい、そういう入試になりますので、そのような意味においてはおそらく算数は苦手よりは得意な方が良い。あるいは得意にならなくても苦手意識をなくす、こういった日々の努力がこれから必要になるのではないかと思います。頑張ってください。
Q:数値目標八王子中学校は――おそらく東大医進のことではないかと思うのですが――だいぶ色々と順調になってきているので、大学受験に向けて数値目標があれば教えて欲しいというご質問でした。
まず、各学年によって東大医進クラスのニーズが若干違ってきますので、特に明確な/具体的な確固とした数字目標ではありませんが、東大医進という名前である以上、やはり1人でも多くの受験生に国公立大学を目指して欲しい。これは東大医進の開設以来変わらぬ信念です。
まずは国公立、そして私立大学でいえばGMARCHをベーシックにしていただきたい、そういう生徒を1人でも多く出していきたいというのが東大医進クラスの基本的な考え方です。そしておかげさまで、年々東大医進クラスあるいは一貫特進クラス全体のレベルが上がっておりますので、年々こういった目標が現実のものになっているということも言えるのではないかと思います。