関東学院六浦中学校 黒畑校長先生のお話・穴埋め式まとめノート

この記事は、文化放送PodcastQRで毎週月曜日に配信されている「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」の内容を、確認クイズ付きでWeb再録したものです。

配信内容の主要部分を書き起こすとともに、その一部を「穴埋め(ブルダウン式の三択)」クイズにしております。

番組を聴きながら穴埋めを完成させて、楽しみながら学校への理解を深めていただければ幸いです。

今回お届けするのは、
関東学院六浦中学校・高等学校(神奈川県横浜市)の校長である黒畑 勝男先生のお話です。


番組の聴取は下記より↓↓

【大切なお願い】

※このWeb再録は、「【中学受験】おおたとしまさの『校長室訪問』」をより楽しんでいただくための取り組みとして、文化放送様の許諾をいただいて実施している特別企画です。

クイズを楽しんでいただいたあとは、ぜひページ末尾のアンケートフォームから、番組のご感想やリクエストなどをお送りください。

この企画を続けていくことができるかは皆さまのお力にかかっております。ご協力、どうぞお願いいたします!

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Topics1:教育理念

教育理念は「人になれ 奉仕せよ」

おおたとしまさ氏(以下、おおた):
それでは、関東学院六浦中学校・高等学校の校長、黒畑 勝男先生にお話をうかがっていきましょう。黒畑先生、よろしくお願いします


関東学院六浦中学校・高等学校
黒畑 勝男
校長(以下、黒畑):
よろしくお願いいたします。

おおた:
まず関東学院六浦(むつうら)――六浦って地名なんですよね?――どんなところにあるのか、地理的なところをうかがってもよろしいですか?

黒畑
横浜市の南のはずれですね。金沢八景の近くです。学校は、京急線の金沢八景駅から歩いて17分ぐらいでしょうか(中略)

おおた:
では、最寄りの駅が金沢八景。潮の香りがする、海を近くに感じる学校ですか。いいですね。

黒畑:
ええ、そうです。(横浜・八景島)シーパラダイスもありますし、本当に海が。校歌の中にも歌われていますが、本当に風光明媚なところで、環境としては大変恵まれています。

おおた:
私がイメージするのは太陽がきらきら輝いている、そんな環境の中にある学校。ではその関東学院六浦中高ではどういうことを大切にして教育を行なっているのか、校風や教育理念、あるいは生徒さんたちの現在の雰囲気などをお話いただければと。

黒畑:
生徒は非常にさわやかな子が多いですね。

おおた:
さわやかな子。

黒畑:
ええ。さわやかな子、やさしい子が多いです。
学校の教育理念は、初代の関東学院の学院長・坂田祐(さかたたすく)先生が掲げた「人になれ 奉仕せよ」です。少し難しい校訓なのですが、要は隣人(となりびと)を思う人になりなさい、平和を作る人になりなさい、そのために社会に(対して)自分に何ができるかを考えて奉仕しなさい、ということですね。

キリスト教の精神・教えによる3つの教育目標「共に励まし合う人」「社会に奉仕する人」「平和を尊重する人」を掲げています。詳しくはホームページをご覧いただければと。

おおた:
今のお話の中にありましたように、キリスト教の精神をもとにした学校だと。ちょっと漢字ばかりなので、知らない人が見るとキリスト教の学校とわかりにくいかもしれませんが。

黒畑:
神奈川、横浜では関東学院は昔から有名で、三春台(みはるだい)にあります関東学院中学校・高等学校と兄弟校なのです。実は、138年前に横浜バプテスト神学校が山手にできまして、1919年に私立中学関東学院ができたのですが、横浜空襲で学校を一金沢八景のこの六浦校地に移転しました。1953年に三春台の中高と分校して関東学院六浦中高が改めて設立されたといういきさつがあります。

おおた:
なるほど、そういうことですか。

黒畑:
ですので、関東学院六浦中学校・高等学校は2023年に70周年を迎えるという形になります。隣接しております関東学院六浦小学校とともに、金沢八景で、横浜の南の地域から三浦半島あるいは葉山・鎌倉、湘南地域での初等中等教育を行なってきたという学校なのです。

おおた:
なるほど、ありがとうございます。キリスト教精神がもとにあって、一度、三春台のほうにあったものが六浦に学校を設置して、さらにその三春台にも戻って2つの学校になった。

キリスト教精神ということですが、一般的にはカトリックとプロテスタントにわけられると思いますが…

黒畑:
(本校は)プロテスタントです。学校を支援してくださったのがアメリカのバプテスト派の教会です。ですので、アメリカのバプテストのプロテスタントということですね。

Topics2:沿革

初代学院長が守ったものとは

おおた:
もとをただせば、1884年設立の横浜バプテスト神学校、そこから計算すると140年近いという。

黒畑:
そうですね、138年になります、今年で。

おおた:
そういう歴史がある中で、どういった思いでそもそもこの学校が作られて、どういった歩みを経て現在の校風に至っているのか、バックグラウンドとか歩みの部分をもう少し詳しくおうかがいできればと思うのですが。

黒畑:
もともとはバプテスト神学校で日本にキリスト教を布教したいという思いで学校を建てたのです。神学校、牧師さん・宣教師をつくる学校としてスタートしました。しかしやはり日本は(国を)開けたばかりのところですから、そういったところではいわゆる普通科教育が不足しているということで、これは日本人による普通科教育の学校をつくった方が良いということで生まれてきた学校なのです。

おおた:
1919年の設立ですね。ちょうどこの頃、普通科教育を増やさなければいけないということで日本の教育がすごく大改革をしたのがちょうどこの1919~1920年ぐらいで。たとえば、その時に初めて私立の大学として認められたのが慶應であり早稲田であり・・・ビッグバンが起きる時ですよね。

黒畑:
そうですね。そして初代学院長の坂田祐(さかたたすく)先生は、貧しく苦学をした方なんです。でも日露戦争に従軍しまして非戦論を唱えるようになって。もともとキリスト教を信仰していたのですが、非戦論を唱えて、第二次世界大戦(前)の教育体制の中では、キリスト教に基づく――キリスト教教育にのっとった公徳教育(道徳教育)を守るために――日本政府の圧力があったと思いますが――横浜の私立学校をひとつにまとめた働きをされた方なんです。

おおた:
横浜というのはもともと、明治維新の頃、開国をした時に、港町ですからキリスト教の方々がいらして色々な学校ができました。それが、1899年に(文部省)訓令第十二号により宗教教育が一般の学校でできにくく…

黒畑:
(できにくく)なるところだったんです。

おおた:
すごく難しい状況にある中で、それぞれの学校がキリスト教精神を守りながら、政府・国とも色々なやりとりをしながら維持をしてきた中で、第二次世界大戦の状況においても自分たちの教育を守るために横浜のキリスト教の精神に基づいた学校たちで団結しようよという動きをされたということですね。

黒畑:
はい。その中心になってうごいたのが坂田祐先生だったということです。

おおた:
それでは本当に、神奈川、横浜の私学を守ってきた人だったのですね。

黒畑:
ええ、そのひとりだったと私は思っています。

おおた:
だからこそ今、神奈川、横浜にはキリスト教の学校がたくさんあって、それぞれの個性が花開いているじゃないですか。この時のその頑張りがなかったら、もしかしたら…

黒畑:
もしかしたらということですよね。

おおた:
つぶされていたかもしれませんものね… そうですか、そうやって私学の多様な教育が守られてきたと。ありがとうございます、すごく勉強になります。

Topics3:教育で大切にしていること

私立学校はその独自性で率先して社会に貢献すべき

黒畑:
初代学院長がそういうい精神をもっている方ですから、私達も、日本の私学が率先して私立学校こそその独自性で率先して社会に貢献すべきというふうに考えて学校を運営しているというのが、今の、三春台も、また、六浦も。

特に六浦では――グローバル化が圧倒的に日本社会では進んでいますよね、(そして)世界が。しかし日本はデジタル化が遅れていて、でもこれはただ遅れているわけにはいきませんから急激に追い上げてくるだろうから、デジタル化とバーチャル化がどんどん進んでいく社会の中で、私立学校こそその独自性で率先して社会に貢献することを考えています。

ですから、新しい教育観という点でいっても、(本校は)ICTの導入が非常に遅れていたのですが、2015年からがりがりと改革を進めまして、2020年のコロナでは人知れず・静かにICTでのオンライン授業を普通にやっていたという学校です。

おおた:
普通に…人知れず静かに(笑)。

黒畑:
はい。オンラインの授業でICTが…と言われますが、ICT化はオンライン授業のためではなくて、ICTを利用することでやはり学び方が変わらなければならない。もともとICTはGoogleなどアメリカでの教育の実用ですから、私どもはGoogle for Education のシステムを導入していまして、Googleを使った形の中で、さまざまに生徒が共同作業をおこなったり、調べ学習をしたり、自分でレポートをつくったり(しています)。教員も宿題はGoogleのClassroomの中で配信をしたり、提出をさせたりということを日常的に行っています。中学校1年生から高校3年生まで当たり前に、個人でChromebookを所有していますので。むしろChromebookがないと授業に参加できないというような状態です。

おおた:
それを2015年からすでに。

黒畑:
徐々に、徐々に始めて。2018年、2019年、2020年と加速度的に全校的に整っていきました。

おおた:
そこにコロナがやってくるわけですが、その時は特段アピールすることもなく、「ああ、これをやっておいてよかったね」みたいな感じでできたわけですね。

黒畑:
我々もそのおかげで…というのは変な言葉ですが…コロナがあったためにICT化、我々も加速しましたね、その間。逆に。いっそ。ただ単純にオンラインでの授業ということではなくて、さらにそれをどういかすかというところに。

結局、10年から20年先、まったく人々が経験しなかった世の中の変化が起こって来ると思うんですね。そうすると、10年先って、今12歳の子どもさんが22歳で世の中に出始める頃。20年先となれば32歳・33歳で、社会の中枢で活躍する頃です。その時代を我々が想像できますか?ということなんですよ。

一方で、5GとICT化ががーんと進んでいって、AIが多様化されてプロセスオートメーションあるいはロボット化がだとかが色々な職場、あるいは色々な街並みの中に入ってきますから、インフラが一気にSociety5.0化するでしょう。そういう社会の中に、誰もまだ想像もしていない社会の中に子どもたちは生きていくわけだkら、従来の学び方でいいんですか?とか、従来の学習の焦点の当て方でいいんだろうかというのが私たちのテーマなのです。

時代が変わっても生きていけるたくましい人を育てたい

黒畑:
もうひとつ考えなければならないことは、日本特有の問題――人口減少です。世界では中国や韓国でも進んでいますが、世界に先駆けて少子化が進み、生産年齢人口がどんどん減少していく。当然今起こっているのが、アジアを中心に海外からの中堅人材がどんどん日本のあらゆる企業の中に登用が進んでいる。これが10年先、20年先、ますます自然になるのではないでしょうか。

そうなると、日本の高等教育機関を卒業して日本国内で就職する→母国に帰って日本の企業とのパイプ役をする、そういう若者たちが日本の中にあふれてくるわけでしょう?そうした時に、日本の若者が取り残されていいんですか?と。それに勝るとも劣らない教育――海外からの人材に劣らない教育を、日本の教育が、学校が、考えていかなければならないだろうというのが、この(関東学院)六浦
の5~6年の大きな取り組みの中にあったんです。

おおた:
そういう社会全体のある意味での危機感みたいなものを持って教育にあたらなければいけないぞということを大きなテーマにされてきているのですね。

黒畑:

そうです。ですから、色々と仕事だとか日常生活が様変わりして、ひとつのことに関わる人たちが国籍を超えて多くなるということが当たり前で。(中略)海外の人が増えれば英語が中心になるところも出てくるだろうと。そうなると、どんなに時代が変わってもそこで生きていけるたくましい生徒を育てなければなりませんよね。それはじゃあ、どういう学力とか生きる力をつける(べきな)のかなということがひとつ、ポイントになっています。

おおた:
それはすごく難しい問題ですが、こうなんじゃないかというものは六浦の中に何かできているのですか?模索中(でしょうか)。

黒畑:
(中略)教育で、ただ単純に教え込むという授業や学び方ではなくて、やはり未来に役立つ力としては「(1)」ですよね。きっと。気づき、発見する力。そしてその気付きを力に変えていくために、アカデミックスキルあるいは教科的な基礎学力が必要ですが、その教科的な学力――従来の学力観だけで学力だとすることではなく、それを主体的に利用しながらつくっていく・生み出していく・発信していくという、その主体的思考力と行動力をのばす教育が非常に重要だろうということで、そういう気づきの学習をどんどん入れていくということと、その気づきのために様々なことを学ばせるという取り組みはしていますね。

中学生の中で、2016年からスタートのが、日本語の力をきちんと伸ばしていく――日本語できちんとしたものを読める、比較できる、そして自分で論じられる(ようにする)ということで、文章力活用講座というところからスタートして、今は「言語力」の講座になっています。

それもホームページをご覧になっていただければわかりますが、書く力をしっかり育て、つまり読む力と分析する力を同時に付けるということをやっていて、その題材をさまざまに拾っていくわけですが、ここにもICTが生かされるわけです。調べ学習、学校にいる間・特定の授業の間であれば(一度に生徒全員が利用することはできませんが)全国紙3社の記事媒体には全部アクセスが学校内ではできるようになっていますし。それを生かして、中学生では「地球市民講座」を総合的学習の時間に入れていますし、高校1年生では探究の時間として調べて自分で総合型選抜に生かせるような力を育てる授業をやっています。

<確認クイズ>
(1)に当てはまる言葉は何でしょう?

テスト

おおた:
総合型選抜というのはかつてAO入試と言われたものですね。なるほど、そういった学校での探究活動が総合型選抜においても生かせる、そういう事例もすでにできているということですね。

黒畑:
はい。そういった事例も結構多いです。今年は、女子の生徒でお茶の水女子大に総合型選抜で。

おおた:
お茶の水の総合型選抜はすごくユニークな入試だそうですね。

黒畑:
そういう実績もありますので。ぼちぼちとでてきたかなと。当然そのためには――気づくこと(のため)には「非日常」を見せないとだめじゃないですか。ですから彼らにとっては―今はコロナでなかなか難しいのですが――全員で行く研修旅行をやめちゃったんです。いくつも選択制の研修旅行を置いて、それも旅行によっては縦割りで(中略)中学生から高校生まで参加できるようなプログラムになっています。

おおた:
そうですか、面白いですね。非日常を見せなければいけない。

黒畑:
そうですね。見せる、経験させる。できれば1年間留学に行っておいでと。

おおた:
高校のうちに。大学まで待つんじゃなくて、と。

黒畑:
中学校の3年生の後半からいって高校1年生(で戻って来るなら)(中略)私どもは行って学んでくるならいいですよと。学校をまたいだ形での留学もさせています。多くはありませんけれどね。

おおた:
中高一貫校の大きなメリットになりますよね。

黒畑:
そうなんです。今、コロナ禍でも1年(の留学)とターム(留学)を入れて11名行っていますからね。

おおた:
そうですか、そんなに。

黒畑:
ええ。例年の半分ぐらいですけど。

おおた:
それはいいですね。

黒畑:
在籍(数)が500ぐらいのところで11名ぐらいが行っていますから、結構大きな数だと思うんです(が)毎年よりも少ないんですよ。同時にそこで視野を広げてきた子どもたちの中に、海外の大学に行く子どもも出始めて。多い時は5・6名。

おおた:
総合型選抜に自然とつながるようなことが学校の中でできていたりとか、今注目されてきている海外の大学も選択肢にいれていこうよということにも自然に対応がでるようになっていて。世の中が変わっていく中で、先ほど先生はグローバルな人の出入りはこれから激しくなっていくとおっしゃいましたが、でもその中で、一方で、日本語の読む力・書く力(の習得)にもまた力を入れるというところが、すごくしっかりとした、うわっつらではない教育(だと感じます)。

Topics4:保護者様へのアドバイス

従来の教育観を超えてみては?

黒畑:
そのためには色々なことをリアルで見せるとか、本場で経験させることが大事ですよね。こんな時代ですから、人生を展望して、自分も国際人かな、なんて考えて(留学をしようと考えるのが)多くは大学からなのですが、でも私は大学では遅すぎると思うんですよ。

特に、文系志向の強いお子さんだったらさっさと海外に行くべきですよ。理系のお子さんでしたら日本の理系教育は優れていますし科学技術立国ですから、理系はその分野の専門性が高ければそれが言語になると思うんですね。ですが、文系志向の強いお子さんだと、やはり言語と社会常識、あるいは世界の歴史、宗教、そういったものを早く感じて語れる力を持たなければならないと思うので、日本の中の高等教育よりも、むしろ、学ぶ学問によっては海外に出たほうがいい場合が多いじゃないですか。それでどんどんいったらどうですかと。

やはり10年先、20年先ですよ。世界が変わるでしょう?今回の戦争もありますけど、地球世界がどんどん動いているし、日本社会の足元でみれば、人口減少が止まらない日本社会で、その中でどうやって生きていくのと、どうやって社会に貢献するのということを考えたら、学びはジャンルによっては世界でいいでしょうというのがコンセプトです。

おおた:
そうですね。しかもAIとかちょっと前まで言われていましたが、今度はメタバース…

黒畑:
そうです、そうです。どうなるんだろうなと。その時代にお子さんたちは生きていくのですから――最後に、親御さんへのメッセージですけれど――親御さんが今まで経験してきた経験則の中で考えることのできない社会の変化が訪れるので、私は教員たちにも言っているのですが、未来へ行ってタイムマシンに乗って帰ってきて「こんなことをやっているぞ」「だからこんな教育が必要なんだ」ということを語れるぐらいの破竹の勢いじゃないけど破竹の精神が必要かなという気がしているんです。ですから、従来の教育観を超えてみたらいかがですか?というのが。

そうするとすぐにインターナショナルスクールというふうに考える(人もいる)けれど、インターナショナルスクールではない普通の「一条校」でも本校のようにチャレンジしている学校はありますよ。そんなことを申し上げています。別に六浦だけではありませんから。

おおた:
要するに、損得勘定ができなくなるわけですからね。何が得で損なのかわからない、そういう自由な枠組みの中で、子どもの育っていく環境を、思い切ってチャレンジングな選択をしてもいいんじゃないのかというのが先生から皆さんへの――リスナーさん、子育て中の皆さんへのアドバイスと。

校長室訪問、今回は関東学院六浦中学校・高等学校の校長・黒畑 勝男先生にお話をうかがいました。
黒畑先生、ありがとうございました。


今回の内容のご感想やコメントなど、ぜひお送りください。
(私たちが責任をもって文化放送さんにお届けします)

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