聖学院中学校

目次

  • 聖学院の教育理念
    1. Only One for Others ~賜物を発見し、世界に貢献する~
    2. 男の子の自己肯定感を高めるオンリーワン教育
    • 教育の特色
      1. 1. 学びたくなる・探究したくなる「授業」
      2. 2. 授業との相互作用で成長を促す「体験学習」
      3. 3. 視野を広げる「グローバル教育」
      • トピックス
        1. 1. 高校新設クラス
        2. 2. 中学に「情報プログラミング」を新設
        3. 3. 中学のGlobal Innovation Labを改訂
        • 学校情報
        • 聖学院の教育理念

          Only One for Others ~賜物を発見し、世界に貢献する~

          ナンバーワンになる方法は簡単にわかります。人と比べればいいのです。「あの人」「あのチーム」「あの国」と比べ私は上か下か。他のものを全部「下」にすればナンバーワンになれます。ナンバーワンを目指した時、心の中で何が起こっているのでしょうか。他者を意識する。それは他者に心が奪われることにつながります。私の心が私のものでなくなっていきます。

          聖学院は「Only One for Others」を理念としてきました。「Only One」ほかのものに依存しない、支配されない「私」です。私の心から私以外のものを手放していくと何が見えてくるのか。

          石川角次郎初代校長は「聖学とは聖人を学び、聖人となることだ」と言いました。聖学院はキリスト教学校です。聖書を学びます。聖書に登場する聖人、彼らは「Only One」を見つけた人々です。「Only One」を見つけるために聖学院では「探究PBL型教育」「グローバル教育」を展開しています。「Only One」を一人でも多くの人に見つけてもらいたいと願っているからです。「Only One」を探しに行きませんか。

          ――校長 伊藤 大輔

          成長がゆっくりで、プライドが高く、頑固である――こういった男の子の特色をしっかりと踏まえながら、私たちは、一人ひとりのかけがえのない賜物を、まずは生徒自身が気づき、教員たちも一人ひとりのその素晴らしさにともに気づきながらそれを引き出し、育むことを大事にしています。

          ――副校長兼運営統括部長 清水 広幸

          男の子の自己肯定感を高めるオンリーワン教育


          本校では、自分はかけがえのない賜物を持っている大切な存在だということを生徒たちが感じることができるよう、礼拝をはじめとする様々な取り組みをおこなっています。

          朝礼拝

          本校では、毎朝全校生徒が講堂に集まり、15分間の礼拝を行います。聖書の言葉を学び、心を静めて自分と神様との関係をしっかりと見極める、そして自分自身の良さに気づく貴重な時間です。

          多くの卒業生たちが、聖学院で印象に残ったこと・良かったこととして、この礼拝の時間を挙げています。

          できたこと生徒手帳

          本校では、「できたこと生徒手帳」と「自学ノート」という取り組みを毎日おこなっています。

          できたこと生徒手帳
          自学ノート

          この取り組みを通して、生徒たちは、勉強ができた・自分で決めたことをできたという経験を積み、自己肯定感を高めていきます。同時にこれは、本校におけるPBL・探究型の学びの準備ともなっているのです。

          本校では2020年以降、時にオンライン環境も活用しながら「できたこと生徒手帳」を継続してきました。これが大きな支えとなり、コロナ禍においても自分たちの学びを続けることができたと多くの生徒が語っています。

          教育の特色

          本校のスクールモットーは「Only One for Others」です。

          Only Oneでは「賜物」を発見し、for Othersでは、他者そして世界に貢献していく人材を育てていきたいと思っています。

          この2つの要素をつないでいくための教育プログラムが
          ・授業
          ・体験学習
          ・グローバル教育

          です。

          1. 学びたくなる・探究したくなる「授業」

          敷かれたレールの上を走るのではなく、主体的に動いて生活や社会を作っていく。価値づくり・ものづくり・ことづくりができる――そのような生徒に成長してもらうため、本校の授業は「問い」を大切にしています。

          知識(Ideas)は、ゴール=生徒たちが他者や世界に貢献するための価値づくりや課題解決(Extensions)を達成するためにあり、この両者をつなぐもの(Connections)が、本校の授業における「問い」となります。

          ICEモデル

          論より証拠。まずは「問い」にあふれた本校の授業の一端をご覧ください。

          2020年4月 オンライン授業動画

          2020年5月 オンライン授業動画

          授業風景(※写真はクリックで拡大します)

          2. 授業との相互作用で成長を促す「体験学習」

          体験学習で学んだことを授業に生かし、授業で学んだことを体験学習に生かす――本校では、この相互作用によって生徒の成長を促していきます。

          体験学習を通して生徒たちにどういう状態になってもらいたいのかという「状態目標」を設定し、その達成を目指しています。

          中2~高2で毎年1回、全員参加の宿泊型体験学習を行っています。

          中2での北アルプス登山や、中3での農村体験学習(糸魚川の農家等に民泊)、高1でのソーシャルデザインキャンプ、高2での沖縄平和学習と、多種多様なテーマでPBL型教育を実践しています。

          中3農村体験学習(糸魚川の農家に民泊)

          3. 視野を広げる「グローバル教育」

          英語教育

          「聞く、話す、読む、書く」の英語4技能を鍛えるだけでなく、社会とつながるツールとしての英語を楽しく学び、英語好きを生み出す授業。これを受け続けることで、中3頃には帰国生対象の「SSコース」への参加資格を得るレギュラークラスの生徒もあらわれます。英検の準1級や1級レベルを取得し、海外研修などの活動にも積極的に参加していきます。

          海外帰国生からの声とICTを用いて音楽や映像にのせて発声する授業、そしてネイティブ教員による英会話授業をご紹介します

          海外研修

          英語教育と並んで、本校のグローバル教育の双璧となるのが海外研修です。
          本校では、イギリス・アメリカ・オーストラリアなどの英語圏でのホームステイタイプの海外研修に加えて、タイ・カンボジアでのPBL型研修を実施しています。

          本校独自のタイ研修

          30年以上の実績がある、本校独自の研修です。現地のコーヒー豆を収穫して日本で販売したり、日本食を料理し、振る舞うことで日本文化を伝えるなど、さまざまなプロジェクトを毎年生徒と教員でテーマ設定し、ボランティアベースのプロジェクト型でおこないます。

          カンボジア研修

          カンボジア研修MoG

          ソーシャルビジネスをベースとしたプロジェクト型の海外研修です。商品開発やプロモーションを生徒たちが社会起業家と一緒になっておこない「ものづくり」「ことづくり」で貢献していきます。

          海外進学

          英語教育を受け、海外研修を通じて世界を俯瞰的に見ることができる視野を身につけた結果、ペンシルバニア大学、ワシントン大学、トロント大学、ブリティッシュコロンビア大学などをはじめとする海外大学への進学が増えています。

          トピックス

          1. 高校新設クラス

          2021年度より、高校にGlobal Innovation Classを新設しました。

          Global Innovation Classは、世界のために「ものづくり」「ことづくり」で貢献できる人を育てることを目的に、イマージョン教育・STEAM教育・プロジェクトの3つの独自科目を設定しています。

          2. 中学に「情報プログラミング」を新設

          1人1台のデバイスを使いこなし、各教科授業での活用を可能にするため、中1の1学期からツールの使い方やSNSのリテラシーを学ぶ授業を展開しています。

          3. 中学のGlobal Innovation Labを改訂

          中学1年生の2学期からは、プログラミング、データサイエンスSTEAM、SDGs、Immersion、起業体験などにも取り組みます。

          学校情報

          聖学院中学校・高等学校

          〒114-8502 東京都北区中里3-12-1
          TEL:03-3917-1121(代表)
          FAX:03-3917-1123
          公式HP: https://www.seig-boys.org/

          駒込駅からのアクセス

          ■JR山手線「駒込駅」東口より 徒歩5分

          ■東京メトロ南北線「駒込駅」3出口(JR駒込駅南口)より 徒歩7分
          ※他の出口は分かりにくいですので、3出口をご利用ください。

          (クリックで拡大します)

          こちらから、より詳しい情報をご覧いただけます。